• 文字の大きさ
  • 普通
  • 拡大
  • サイトマップ
  • お問い合わせ
グローバルナビ表示切り替えボタン

院長あいさつ(過去掲載分)

院長あいさつの過去掲載分です。(2018年11月掲載分)

Greeting by director

秋田県厚生連湖東厚生病院のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。


院長 中鉢 明彦(ちゅうばち あきひこ)

「地域を支え地域の皆様に愛される病院を目指します」という新しい基本理念を掲げて湖東厚生病院として診療を始めてから、今年は節目となる5年目を迎えました。

さて、新病院開院前から繰り返し発信してきたキャッチフレーズ、もう一つの病院理念とも言える『秋田県で一番、高齢者にやさしい病院』は、どのくらい実現出来たのでしょうか?超高齢の患者さんに対する「やさしさ」の具体的表現として一昨年来、「最後まで少しでも口から食べて貰う」ということを大きな目標のひとつに掲げながら日々奮闘してきました。認知症や緩和ケアについても質の高い、そしてバラツキの少ない診療やケアを病院全体として提供できるようにワーキンググループが中心となり日常的に活動を続けています。それは、とりもなおさず、全ての人に訪れる人生の最終段階をひとりひとりの思いに添った形で穏やかに過ごして貰えるよう病院という立場からお手伝いしていくことです。そしてまた、それが高齢者に対する「やさしさ」の最高の到達点のひとつであると考えています。

一方、理念やキャッチフレーズは決して当院の敷地内での活動だけで達成されるものではありません。理念達成の前提となる、地域の要望にかなう包括的医療は秋田厚生医療センターとの緊密な連携により初めて有機的に提供できるものです。また、近隣の診療所や介護系施設との顔の見える関係作りの大切さは改めて申しあげるまでもありません。当院では新病院開院から、医療・介護の関連施設との連携体制の強化に向けて自ら情報発信すると伴に、情報交換や交流の場を積極的に設けてきました。こうした活動により、湖東地域における「地域包括システム」の核としての役割を果たしながら、地域医療の要となる「地域密着型病院」としての立ち位置を少しずつ高めてきたと自負しております。

地域の皆様におかれましては、これからも湖東厚生病院を地域の仲間として、そして地域の大切な社会資源として身近に感じながら末永く利用して頂きますことを願っております。

過去掲載分